2022年12月21日水曜日

2022年12月25日 Hiking plan 雷打石 ・鶏公山

行き先 Destination

雷打石 (🗻379M)・鶏公山 (🗻399M) Lui Da Shek (🗻379M). Kai Kung Shan (🗻399M)

集合時間 Meeting time09:00 am

【集合場所 Meeting Place 

MTR屯馬線鑽石山駅構内C出口方面恒生銀行前

MTR Tun Ma Line Diamond Hill Station Exit C near Hang Seng Bank ATM

【コース距離Distance約9キロ Abt 9km

【難易度 Difficulty】4 ★★★★

【予定コース Scheduled Course

鑽石山駅MTRーKmb 96Rー1.北潭涌ー2.北潭家樂徑ー4.北潭ー6.雷打石(🗻379M)ー7-8雞公山(🗻399M)ー10.水浪窩-西貢

Diamond Hill MTR Station(Kmb 96R)ー1.Pak Tam Chungー2.Pak Tam Chung Family Trail ー4.Pak Tamー6.Lei Da Shek (🗻379M)ー 7-8 Kai Kung Shan (🗻399M) ー10.Shui Long Wo ーSai Kung

【コース地図 Course Map




このルートをダウンロード⬇️

概要 Summary

師走に入って寅年も終わろうとしていて、今年の登り納めはマクレホーストレール第3段の雷打石と鶏公山に挑戦する予定です。雷打石と鶏公山は、マクレホーストレール第3段の展望のいい山として人気を博しています。第3段トレールの出発点から約3 kmに位置している雷打石はそのピークのちょっとした下に大きな岩塊がぶら下がっていて、まるで雷に撃たれて転び落ちそうになっている状態から、雷打石の名が付けられた由来があります。雷打石の西側に約1.5 kmの向こうに鶏公山が立っています。雷打石と鶏公山の標高はそれぞれ400M弱ですが、周囲に遮るものがなくて、360度大パノラマが楽しめます。雷打石のピークからは​​​​​​船灣淡水湖、萬宜ダム、滘西洲ゴルフ場西貢内海の眺望が抜群です。特に西貢内海の美しい島々は日本の松島を彷彿とさせるぐらいの絶景です。しかし、二座の山の頂上に登るには難儀です。今回雷打石のピークに取りつく登山道は短いが急斜面に手足を使って登攀する箇所があります。頂上からトレールM062のマークに下る急坂も石と根っこが散らばっていて下るには容易ではありません。雷打石から鶏公山までは緩やかな山道ですが約150M以上降ってから鶏公山に上がるので終盤の登頂は一層キツくなります。幸い頂上に連ねる山道は緩やかで休憩を入れてゆっくり登ったら無難です。皆さんも雷打石の岩塊が転び落ちないうちにぜひ登ってみてくだい。                                        

雷打石のピークから西貢内海の展望




雷打石のピークから鶏公山の展望


登山道から見上げる雷打石




雷打石と鶏公山の動画は下をクリックして



 Attention

  • コースは手足を使って登攀する箇所があるので、滑りにくい靴と軍手をご用意ください。
  • 怪我防止の為、長ズボン(半ズボンの場合はスポーツタイツ着用)の着用をおすすめです。コースの距離は長いですので、日傘・帽子などの日よけ対策と十分な水の持参をお願いいたします。 
  • 悪天候の際は行き先を変更しますのでご了承願います。
【連絡先 Contact
「集合場所がわからない」「少し遅刻しそう」等の時、他にご質問のある方は以下にご連絡下さい。
If you have any questions (eg. I can’t find the meeting place/ Be a bit late/ Is the hiking cancelled?) please feel free to contact us on the following numbers.
代表幹事 (Overall in-charge) : 谷田TANITA (9883-7637)
当日幹事 (in-charge of the day) : 
NG (KK 6273-4507) HO (Esther 6130-1530)


2022年12月20日火曜日

2022年12月18日 Hiking Report

【行き先 Destination】良田坳峽谷 Leung Tin Au Valley(182m)

【集合場所 Meeting spot】MTR兆康站 B-E改札出口付近HSBC ATM前 MTR Siu Hong Station Exit B-E, in front of ATM of HSBC

【参加人数Participants】女性Women 8名,男性Men 14

【天候Weather】 晴れ Sunny

【気温/湿度Temperature/Humidity】 10-14℃/40%

【歩行距離 Distanceapprox.5km

【歩行距離 Walking Timeapprox.2hrs.

【難易度 Difficulty scale2.5 ★☆☆

【コース Course

MTR兆康站(Siu Hong St.)-(軽鐵線 Light Rail)-良景站(Leung King St.)-(青山軍路 Castle Oeak Range Rd.)-良田坳(Leung Tin Au)-良田坳峽谷(Leung Tin Au Valley)-下白泥(Ha Pak Lai)

【歩行過程Walking scale

10:25 良景站より歩行開始

10:50-55 良田坳(Leung Tin Au)

11:10-20 菠蘿山(Por Lo Shan)

11:35-55 良田坳峽谷(Leung Tin Au Valley)

12:35 下白泥(Ha Pak Lai)到着、歩行終了、ミニバス2台に分乗して流浮山へ移動 

15:00 打ち上げ終了


【概要 Summary

今回は、寒冷警報が出て肌寒い中、22名にご参加いただきました。

MTR兆康站から Light Rail505にのり4つ目の良景站より歩き始めます。マンション群を抜けて青山軍路(舗装道)を良田坳(標高約190m)へゆっくりと登って行きます。結構な坂道ですが、地元の方の散歩コースとなっているようで、年配の方々も軽快に登っていて香港の皆さんの長寿の秘訣の一端が窺い知れた気がします。道端の野菜販売をのぞいたりしながら登っていき30分弱で良田坳に到着、屯門・兆康方面の眺望が開けていて一休み。

ここから青山(Castle Peak)方面に進んでいく健脚さんを横目に、舗装路から外れて北側に登っていきます。菠蘿山の小ピークを登り切ると、今度は深圳灣方面の眺望も開けています。雲一つない快晴でもあり、夕日には早いものの、深圳の高層ビルの街並みを背景に、牡蠣の養殖の筏(?)等が並んでいる深圳灣が光できらめいていて中々の眺めでした。ただ木枯らしのような強風もあり写真撮影もそこそこに良田坳峽谷に向けて出発します。

ここからはゆっくりと下っていき、「この先危険」的な看板を見て見ぬふりで進むと、本日のハイライト、香港版グランドキャニオンこと良田坳峽谷の登場です。周辺の岩石が長期間にわたり風化と浸食を受けた渓谷で、コンパクトながらグランドキャニオンの名に相応しく中々の迫力です。写真でどこまで伝わるかわかりませんが、足がすくみ撮影も早く撮って!と言ってしまいそうになります。アメリカまで行かなくても充分です。たっぷりと写真撮影を堪能したら、下白泥方向に下りて行きます。

西北の方向には、北部都会区構想の対象地域のための区画整理なのかグリーンのシートを敷きつめている様子やトラックが行き交うのが見えました。流浮山から下白泥あたりまでMTRを延伸する計画もあるらしく、うまく想像できませんが数年後にはのどかな地域が大きく変貌するのかもしれません。下白泥方向への道は緩やかですが、浸食でクレバスのように切れ落ちたところもあるので注意しながら下っていきます。しばらくして舗装路にでて、下白泥の集落に入りミニバス乗り場に到着。ここからからミニバス2台に分乗して流浮山へ向かいます。流浮山の街中はかなりの賑わいを見せていて、乾物店や生け簀を冷やかしながらもレストランにちゃんと入れるか心配しましたが無事海鮮料理の打ち上げを堪能しました。

今回寒い中ご参加いただいた皆様ありがとうございました。また是非ご参加ください。






写真はこちら Jump to the Photo Album


【打上場所Lunch

明記海鮮酒家 Ming Kee Restaurant 

新界流浮山正大街40號 TEL 2472-1408

ビールなし HKS280,ビールあり HK$330

2022年12月15日木曜日

2022年12月18日 Hiking Plan

【行き先 Destination良田坳峽谷 Leung Tin Au Valley(182m)
【集合時間 Meeting time10:00 am
【集合場所 Meeting spot】MTR兆康站 B-E改札出口付近HSBC ATM前 MTR Siu Hong Station Exit B-E, in front of ATM of HSBC
【歩行距離 Distanceapprox.6km
【歩行距離 Walking Timeapprox.4hrs.
【難易度 Difficulty scale2.5 ★★★☆☆
【コース Course
MTR兆康站(Siu Hong St.)-(軽鐵線 Light Rail)-良景站(Leung King St.)-(青山軍路 Castle Oeak Range Rd.)-良田坳(Leung Tin Au)-良田坳峽谷(Leung Tin Au Valley)-下白泥(Ha Pak Lai)
【概要 Summary
今回は、香港版グランドキャニオンとも言われる良田坳峽谷に行きたいと思います。軽鐵綫の良景站より歩き始め、青山軍路(舗装道)を良田坳(標高約190m)へゆっくりと登って行きます。左後方には、青山(Castle Peak)が聳え、健脚ハイカーを誘っていますが、今日は眺めるにとどめましょう。少し進んで、菠蘿山付近で少し北の良景山方面への尾根道に寄り道して、屯門・兆康の街並みを眺望する展望台で一休み。
その後30分ほどで良田坳峽谷にたどり着きます。周辺の岩石が長期間にわたり風化と浸食を受けた渓谷で、コンパクトながらグランドキャニオンの名に相応しく中々の迫力で、人気コースとなっているのも納得です。
じっくり絶景を堪能したら、下白泥方向に下りて行きます。クレバスのように切れ落ちたところもあるので緩やかですが注意して下りましょう。麓の下白泥から流浮山に至る海岸沿いは、長く広がるマングローブのビーチ、干潟、そして穏やかで、光きらめく海域で、香港で最高の夕日が眺められる、とも称されています(今回は午前中スタートですので夕日は想像でお楽しみください)。下白泥からはミニバス33に乗車して流浮山に向かい、海鮮料理での打ち上げを予定しています。

このところ急速に冷え込んできました。18日の最低気温は1桁となることも予想されていますので確りと防寒対策をお願いいたします。



【連絡先】 Contact: 
代表幹事 (Overall in-charge) :谷田(Tanita ☎9883 7637)
当日幹事 (in-charge of the day):宮田Miyata(☎6530-1555)、関健一Seki(☎9727-7228)
*当ハイキングの不明点・ご質問・ご要望などありましたら、何なりと上記電話までお掛けください。
*If you have any questions or requests of the hiking, call at above ☎ number.

2022年12月14日水曜日

2022年12月11日 Hiking Report

【行き先 destination 坪洲Peng Chau

【集合時間 meeting time 10:10am
【集合場所 meeting place 中環六號碼頭
【参加者 Participants】 19(男性11名、女性8名
【コース Course】 
中環六號碼頭ーFerry)ー坪洲碼頭ー坪利路ー坪愉徑ー坪洲家樂徑ー龍母廟ー手指山95M-銀洲仔亭ー南灣-坪洲碼頭Ferry-中環六號碼頭
Central Pier No.6–Ferry–PengChau FerryPier–PengLeiRoadPengYuPathPengChauFamilyTrailLungMoTempleFingerHill-Ngan Chau Tsai Pavilion-NamWanPengChau FerryPier-(Ferry)-Central Pier No.6
【距離 Distance 5.5km 
【難易度 Difficulty】 2.0 ★★☆☆☆
【天気 Weather 曇り Mostly Cloudy
【気温/湿度 Temperature/Humidity】 11-15 / 85%90%

【歩行経過 Route

10:20 中環六號碼頭より乗船・出発  
10:50 坪洲碼頭着
11:05 碼頭前より歩行開始
12:10 東灣  12:20 龍母廟
12:30 
手指山三角点
12:50 銀洲仔亭
13:20
 南灣新村
13:45 歩行終了
13:50
15:00 打ち上げ終了、解散 
15:20
 坪洲碼頭より中環行き乗船(一部は残ってティータイム~

 【概要 Summary
 今回は肌寒い中気温の中、坪州の長閑な自然と景色をのんびり楽しんできました。
コースは碼頭前から島を時計回りに周遊しました。まずは、西側の海岸線を北進、道中にはなかなか素敵なアパートを発見。左手に愉景灣や香港迪士樂園を眺めながら、北の海岸線を途中の岩場で貝を採集したり蟹を探したり、別の場所で砂浜に出たりしながら東進、島の北東の小高い丘にあるあずまやで一服。九龍、香港島方面や大毛山さんなど新界の山々を一望した後、 坪洲家樂徑に入ると、いろいろな種類の蝶や蝉やバッタ(注意:毛虫や蚊も多い)や花、果実などが観察できました。
写真など道草を楽しみながら集落を経て砂浜が続く東灣に到着。龍母廟前で一息ついた後、涌仔村の方に向かい、少し迷いつつ、手指山の登り口へ。恐らく今回の一番の難所となっていた階段を登り手指山三角点95Mに到着。北側には東灣や愉景灣一帯の景色、南の東屋からはビクトリア湾~香港島、ラマ島方面が一望できました。
しばし休憩後、銀洲仔亭に寄り道をして、南側から下山開始。集落を抜けてしばし歩き南灣方面へ。当初南湾の海岸に出て海沿いを歩いて戻る予定でしたが、これまで景色を堪能してきたのと、打ち上げの予約時間を考慮し、坪州永安街道を突っ切っり、出発地点の碼頭前の広場に戻り歩行を終了しました。
その後、街市の奥にある海鮮レストランで打ち上げ開始。肌寒い状態だとビールの減る量が少し遅いような気もしましたが、その分料理は美味しく満足してお開きとなりました。本日お集まり頂いた皆さん、お疲れ様でした。楽しい休日をありがとうございました。








 

打ち上げ場所 Lunch Place







TEL:9079-9562

180ドル/140ドル(ビール飲んだ人/飲まなかった人)

2022年12月13日火曜日

2022年12月10日 慢慢行 X'mas忘年会

【開催場所 Place of Party】

 警官會所 POLICE OFFICUERS CLUB 

【開催時間 Opning Hours18:00~21:30 

【参加人数 Participants】34名

【概要 Summary

皆さんの協力を仰ぎ、今年も慢慢行 X'mas忘年会を開催することができました。

慢慢行ハイキンググループには今年も多数のフレッシュな仲間が加わり、笑顔と笑い声に包まれた賑やかな宴となりました。2022年ハイキングドキュメンタリーの観賞,各種表彰,パフォーマンス(太極拳,ダンス)等でおおいに盛り上がりました。

更に、今年はプロマジシャンもお招きし、テーブルごとに繰り出される多彩な技の連続に驚かされ、不思議な空間に引き込まれました。

慢慢行 X'mas忘年会開催にあたり、会場のアレンジ,ドキュメンタリーの編集,記念品の準備,パフォーマンスの企画等、お力添え頂いた皆さんに感謝します。そして何より参加頂いた皆さん!! 本当にありがとうございました。今年の慢慢行ハイキングも参加頂いた皆さんのお蔭をもちまして、盛況なうちに年末年始を迎えることが出来ます。

きたる2023年も、皆さんと共に香港の大自然を軽やかに慢慢と駆け巡りたいと思いますので、懲りずにお付き合い頂ければ幸いです。

ハイキングに興味のある新たな皆さんの参加を心待ちにしています。是非、気軽な気持ちでご参加下さい。

皆様にとり幸せに満ちた年となりますよう願っております。

これからもよろしくお願いいたします。

                                                   慢慢行代表幹事 谷田




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2022年12月8日木曜日

2022年12月11日 Hiking Plan

 

2022年12月11日 HikingPlan

【行き先 destination】 坪洲島 Peng Chau Island
【集合場所 meeting place】 中環六號碼頭(Central Pier No.6
【集合時間 meeting time】 10:10am
10:20
発(乗船時間 25分)の快速船に乗船します。
遅れないように集合して下さい。

We get on a ferry of the departure from 10:20.
Embarkation time is about 25 minutes
Please gather not to be late.

【予定コース course】 
中環六號碼頭Ferry坪洲碼頭坪利路-坪洲家樂徑-龍母廟-手指山95M-南灣-坪洲碼頭-Ferry-中環六號碼頭

Central Pier No.6FerryPeng Chau Ferry Pier)–Peng Lei Road)-Peng Chau Family TrailLung Mo TempleFinger HillNam WanPeng Chau Ferry Pier-(FerryCentral Pier No.6
【難易度 difficulty scale】 2 ★★☆☆☆

【概要 summary
 今回は、前日がハードなこともあり…とっても長閑で素朴な雰囲気の離島・坪洲に行きましょう。
坪洲は、香港島と大嶼山の間にあり、面積1平方キロ足らずで車も無い小島です。島の最高峰95Mの手指山に登ります。山頂からは東灣、愉景灣沖の大白灣一帯が見渡せます。歩行距離は約6Km、歩行時間は約3時間の予定です。打ち上げは、坪洲碼頭近くの「海景海鮮酒家」予定しています。楽々コースとは言え、十分な水分のご用意のうえ、ご参加下さい。








【連絡先 contact 

代表幹事:谷田(Tanita 9883 7637)

当日幹事:簗島Yana 9262 7697) 渡辺(Watanabe 5396 5250成田(Narita 5627 7041

当ハイキングの不明点・ご質問・ご要望などありましたら、何なりと上記電話までお掛けください。

If you have any questions or requests of the hiking, call at above  number.


2022年12月6日火曜日

2022年12月4日 Hiking Report

【行き先Destination

紅花嶺491m-蓮麻坑礦洞

Robin’ Nest 491m-Lin Ma Hang Lead Mines

【集合場所Meeting spot

MTR粉嶺站構内 A/B口方向 7Eleven付近

MTR Fan Ling Station Exit “A/B” near 7 Eleven

【参加人数Participants

女性Women 10名,男性Men 14名

【天候Weather】 曇りのち晴れ Cloudy then Sunny

【気温/湿度Temperature/Humidity】 

20-23℃/80%

【歩行距離Distanceapprox.7km 

【歩行時間Walking Timeapprox.5hrs

【難易度Difficulty scale】3.5 ★★★

【コースCourse

MTR粉嶺站(MTR Fan Ling Sta.)-(巴士78K)-麻雀嶺巴士站(Ma Tseuk Leng Bus St.)-上麻雀村(Sheung Ma Tseuk Leng Village)-紅花嶺(Robin’ Nest)-蓮麻坑礦洞(Lin Ma Hang Lead Mines)-蓮麻坑路/小巴站-(Lim Ma Hang Rd/Mini Bus St.)-MTR上水站(MTR Sheung Shui Sta.)

【歩行過程Walking scale

  9:40               麻雀嶺巴士站から歩行開始

  9:55               上麻雀村(Sheung Ma Tseuk Leng Village)

11:20               回頭石(410m)

12:20               紅花嶺(Robin’ Nest)(491m)

13:20            蓮麻坑礦洞(Lin Ma Hang Lead Mines)

13:55            蓮麻坑路(舗装道)

14:30               小巴站(Mini Bus St.

16:50               打上げ終了


【概要Summary

今週は、サッカーワールドカップでの日本チームの大活躍で睡眠不足の人も多い中、また香港としては最初の寒波のあとの週末。★3.5という微妙な難易度で、若干の不安もありましたが、新参加1名を含む計24名の方々に参加していただきました。

真ん中に貯水池があり、村で飼っていると思われる犬用に数個のエサ皿がきちんと並べられ、村人のおじいさんとおばあさんが何やら朝の挨拶を交わしている、そんな住心地良さそうな上麻雀村(Sheung Ma Tseuk Leng Village)の真ん中を通って、土道の登り口に取り付きます。

約400mの登り、しがみつく程の急登ではありませんが、腰高くらいのうす藪の小道を延々と登り続けるため、神経も使うし体力も消耗します。一説によると高低差500m以上を登山と呼ぶケースも有り、400mの連続した登りは上級者ハイキングではないか?の疑いも頭をかすめ始めました。とはいえ、視界は良好で沙頭角海越しに八仙嶺などの山並みを見渡しながら、各人のペースに合わせて休み休み、約1時間半かけて全員が410mの回頭石まで登り切りました。薄日も指し始める中、小休止を入れながら改めて香港側(田舎)と深圳側(都会)の好対照な景色を楽しみました。

ここから 紅花嶺(Robin’ Nest)までは、高低差80mほどの緩やかな登りの尾根道です。両サイドの対象的な風景とこれから旬を迎えるススキを愛でながらも、幅の細い土道で、他のハイキンググループやトレラングループとのすれ違いに注意しながら歩みを勧めます。小休止でリカバリーできたこともあり、順調なペースを維持して、1時間足らずで本日の最高点紅花嶺(Robin’ Nest)(491m)に到達しました。三角点のある頂上からは、小休止した回頭石(410m)からさらに深圳側に近づいた分、中国側の町並みとその後方にそびえ立つ深圳梧桐山の電視塔がより大きく視界に飛び込んできます。

大休憩のあとは、登ってきた道をT字路まで少し戻りますが、香港側に見える八仙嶺の山並みを見て、改めて香港の山々をハイキングできる喜びをジワジワと感じました。T字路まで戻ったあとは、深圳側に下っていきます。白椿が群生する林の中をひたすら1時間ほど標高210m付近まで下っていきます。そこから横道にそれて歩くこと約5分、蓮麻坑礦洞(1930年代に最盛期を迎え1958年に操業停止となった鉱山跡)に到着です。

入り口の手前には直径60cmほどのシンボルツリー風の高木、中に入ると約20m×15mほどの広さの広間、そこから数カ所の坑道。香港には他にも何箇所か鉱山跡地がありますが、今まで見た中ではダントツの規模と雰囲気です。いくつかの坑道の入り口にはフェンスが設置され中に入れないようにしてありますが、何故か広間入り口付近の穴にはフェンスなし、男女有志数人が中に入っていきましたが中々戻ってきません。心配になった一人が向かいに行きましたが、これまた戻ってきません。有毒ガスやコウモリやら不安の声も耳に入ってくる中、今回のリーダーとして連れ戻すために意を決して坑道の中に入ろうとすると、奥から数人がこちらに戻ってくるではありませんか。が、よく見ると数人の香港人の若者Gr、しかも日本人たちは坑道奥から外に出て景色を楽しんでいるとのこと。ビビリの私は、真っ暗な坑道を一人で進む勇気もなく、外側を通って坑道探検隊(?)に合流し、なんとか事なきをえました。でも、Yさんを隊長とする坑道探検隊の、晴れ晴れしい顔つきは、超眩しかったです。みんな口々にワクワク・ドキドキ・面白かったと坑道探検を絶賛していました。

本道に戻って、約700段の階段を20分ほどかけて下ると国境沿いの蓮麻坑路(舗装道)に到着です。いつもならここでハイキングとしての歩行終了となるのですが、ここは国境付近、もう一山越えてミニバス乗り場まで行く必要があります。24人の大人数、先を急ぐ先頭集団と、舗装道路にきて歩き終わったと勘違いした後方集団との間でかなり距離がひらいてしまい、後方集団は道に迷ってしまいました。国境付近は携帯も圏外で繋がりません。後方集団メンバーに不安が広がる中、ここでも後ろからきた香港人の若者Grに道を教えてもらって、なんとか正しい道を進んでミニバス乗り場に到着してハイキングを終了することができました。

24人全員無事完走して喜ぶのもつかの間、蚊のしつこい攻撃に耐え凌ぎながら、ミニバス乗車待ちの最後の試練が続きます。結局第一陣から第三陣まで約45分ほどかけて3台のミニバスに分乗して、上水エリアに戻ってくることができました。

打ち上げは、予想外のミニバスピストン輸送で上水エリアへの到着が遅れ、予定していた飲茶レストランがタイムアウト、急遽プランBが必要になりました。が、土地勘があるKさんのおすすめの小ぢんまりしたお店をチョイス。Kさんが子供の頃にも通っていたというお店、しかも帰国されたグルメのIさんもその焼豚に太鼓判を押していたお店。普段はお目にできない、しかもリーズナブルで美味しい料理が次から次に出てきて、ビールとともに幸せな時間を満喫しました。

★3.5疑惑から始まり、坑道探検隊事件、国境はぐれ事件等々、ハプニングに満ちたハイキングでしたが、終わりよければ全て良し、想い出深いハイキングになりました。香港の人たちに助けてもらって、いつも以上に感謝の気持ちで一杯です。

参加していただいた皆様、ありがとうございました。またのご参加、お待ちしております。




            

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【打上場所 Early Dinner

陳六記飯店

新界上水巡撫街四号地下

TEL 2670-0612

男性 HKD145

女性 HKD110