2023年3月21日火曜日

2023年3月19日 Hiking Report

 【行き先Destination】 

黄牛山(604m)-水牛山(606m)-黄竹山(566m)

West Buffalo Hill-Buffalo Hill-Wong Chuk Shanl

【集合場所Meeting spot

MTR沙田站構内 A出口改札口付近

MTR Sha Tin Station(Exit A)

【参加人数Participants

女性Women 2名,男性Men 9名

【天候Weather】 曇り Cloudy

【気温/湿度Temperature/Humidity】 

21℃/90%

【歩行距離Distanceapprox.8km 

【歩行時間Walking Timeapprox.4hrs

【難易度Difficulty scale】3.5 ★★☆☆

【コースCourse

MTR沙田站駅(MTR Sha Tin Sta)- (Bus83K)-黄泥頭巴士總站(Wong Nai Tau Bus Terminus)-黄牛山604m(West Buffalo Hill)-水牛山606m(Buffalo Hill) –黄竹山566m(Wong Chuk Shanl)-廣源商場(Kwong Yeun Shopping Centre)

【歩行過程Walking scale

  9:30               黄泥頭巴士總站から歩行開始

10:55               黄牛山604m(West Buffalo Hill)

11:10               水牛山606m(Buffalo Hill)

11:30               黄竹山566m(Wong Chuk Shanl)

13:20               黄泥頭巴士總站


13:30               廣源商場(Kwong Yeun Shopping Centre)

15:00               打上げ終了


【概要Summary

 朝から小雨もぱらつくスッキリしない天気でしたが、本日は初参加1名含む計11名の方々に参加していただきました。ここ最近は毎回20名を超え30名近くになることも度々ある中で、久々のコンパクトなサイズ感でのハイキングになりました。沙田站から83K巴士で約20分、終点の黄泥頭巴士總站より歩き始めます。

 いつもは世間話や生活情報交換やら昔話やら、思い思いの会話を楽しみながらのハイキングですが、今日は馬鞍山の馬の字も見えない曇り空のせいなのか11人のコンパクトなサイズのせいなのか比較的静かなスタートです。大輂村(Tai Che Village)を通り抜けるとまもなく黄牛山への登り口へ。そこから徐々に高度を上げて行きます。いつもより静かな分、小鳥のさえずりがよく耳に入ります。最初は緩やかな左右開けた階段ですが、歩きはじめから約30分、高度240m付近の分岐点より狭い山道を黄牛山頂(606m)目指しゆっくり登って行きます。肩高さほどのクマ笹が生い茂る中ではありますが香港にしては比較的優しい勾配の上り、時々水分補給しながら着実に高度を稼いで40分ほど登るとクマ笹を抜けて視界が開けるはずの場所に出てきます。が、本日はガスがかった視界不良のコンディション、見えるはずの沙田の町並みは一切見えずに、真っ白な世界が広がります。気を取り直して、さらに登り続けること約20分、本日最初のピーク黄牛山604m(West Buffalo Hill)に到着しました。予定では、山頂より約400m手前付近から急斜面を少し下りて『石天窗』(石の天窓)に立ち寄る計画でしたが、視界不良なおかつ急斜面で滑りやすいこともあり今回はスキップ、次回のお楽しみになりました。

 山頂からは西貢の街並み、西貢海の小島が一望できるはずでしたが、途中と同じく一面の白い世界です。遮るものがない山頂では強い風のため、体感温度は15℃以下でしょうか、南国香港の気候にすっかり慣れ親しんだ体には少々こたえます。すかさず各人登りで脱いでいた上着をはおりました。

 白い世界の中とはいえ、お約束の三角点集合写真を取っていると、足元にカマキリかナナフシの赤ちゃんと思わしき昆虫をメンバーが発見、か弱い体ですが強風に飛ばされないように必死にしがみついていました。がんばってねとエールを送って、本日2番めのピーク水牛山606m(Buffalo Hill)に向かいます。三つの頂きの縦走と言っても、香港あるあるの急勾配のW型のアップダウンはなく、高低差40mほどほぼフラットな800mほどの縦走です。それぞれ20分ほどの歩みで頂上に到着です。水牛山606m(Buffalo Hill)でも黄竹山566m(Wong Chuk Shanl)でも相変わらずのガスと強い風、景色を堪能することはできませんが、やまつつじ、野牡丹、車輪梅など春の野花は、そんなコンデションの中でも、所々にしっかり咲いていました。各人写真に収めて、開けた景色を味合えない埋め合わせをしました。というか、遠方の景色を味わえない分、逆に足元に咲く、香港の野花を十二分に堪能することができました。

 黄竹山566m(Wong Chuk Shanl)から下ること約20分、まだまだ白い世界ですがその先に小高い岩山と他のハイカーの人影、近寄ると十人以上はいて、ランチタイムの大休憩中でした。それを横目にさらに少し下ると、Hiking Planで予告の「山肌から突き出た岩にも上がれちょっとスリリングな気分を味わえる」ポイントに到着です。ここまで来ると、やっと視界もうっすらと開けてきて、突き出た岩のうえから下を覗くと、高所恐怖症の人には耐えられない景色が広がっていました。本日初めてのドローンの出番がやってきました。スリル好きな人もそうでない人も、ようやくいつものハイキングらしい笑顔と景色を写真に収めることができました。

 ようやく視界が開けつつある中、急な斜面に注意しながら歩みを進めること約30分で三叉路(標高約490m)にぶつかります。右側を登っていけば、石芽山540m(Shek Nga Shan)に続きますが、今回は左側に進み標高260m付近の女婆坳(Nui Po Au)を経由して歩くこと約30分、花心抗まで一気に下りて行きます。なだらかな下りではありますが、湿った地面に足元をすくわれて尻もちをつくこともちらほら、でも大事には至らず何よりです。高度が下がるに連れて気温も上がってきて、ふと気がつくと蝉の声、今年初めての蝉の声に季節の変わり目を感じました。

 せせらぎにデーンとたたずむハート型の巨石、花心石にちょいと寄り道して、本日2度めのドローン撮影を楽しんだあと、黄泥頭巴士總站に到着し、本日のハイキング歩行終了となりました。

 あいにくの視界不良の天気で、西貢の街並みや西貢海の小島などの遠景は楽しめませんでしたが、その分、小鳥のさえずり・カマキリかナナフシの赤ちゃん・山の草花・蝉の声と、五感を使って香港の季節の移り変わりを楽しむことができた1日になりました。

 参加していただいた皆様、ありがとうございました。またのご参加、お待ちしております。




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【打上場所 Lunch

皇庭匯 沙田店

沙田小瀝源路68號廣源邨五座商場1樓及地下4號

TEL 2635-1088

ビールありの人 HKD160 / ビールなしの人   HKD120