【集合場所 Meeting Place】
【予定コース Course】
屯馬線元朗駅-タクシー - 靈渡寺 ‐ 圓頭山 - (線脊) - 乾山 - 良田坳 - 良景邨
Tuen Ma Line Yuen Long MTR station - Taxi - Ling Tao Temple - Yuen Tau San - Gong San - Leung Tin Pass - Leung King Estate
【コース地図 Course Map】
【難易度 Difficulty Scale】4.5 ★★★★★
【概要 Summary】
今週はこの時期にしか行けないとびっきりの稜線歩きをしましょう。青山は山塊の総称で、山域は屯門と元朗にわたります。主峰は青山ピークで、最高地点は標高583mです。山域は四辺形で西側の辺を除いて、残りの部分は青山灣、南中國海、后海灣の海に囲まれています。山の西端にくっきりした稜線が屯門の西側から元朗の北側まで延びています。屯門の蝴蝶灣を起点として、「主峰」(583m),「乾山」(394m),「圓頭山」(375m)を経て元朗の夏村に続きます。この稜線は山塊のほぼ全体を西北に走っていて主稜線となっています。青山の魅力は何と言っても、その鋭く尖った山頂部が最大な特徴ですが、西側の奥まった広大な裾野、通称「青山腹地」に点在している切り立った侵食谷もこの山域の迫力です。主峰には遮るものがなくて、大展望が広がります。主稜線上も見晴らしに優れています。大パノラマが展開され、目近に屯門と元朗の集落、遠望に深圳湾大橋や蛇口の町並みなどが一望できます。
青山は古くから信仰の山として親しまれてきました。伝説によると中國の南北朝時代(439年-589年)、名高い杯渡禅師が中国から香港に渡って、仏教の教えを広げるために青山と「圓頭山」の「靈渡寺」で修業したという説があります。それゆえ古来青山は「杯渡山」、圓頭山は「霊渡山」とそれぞれの別名で呼ばれていました。「杯渡山」と「霊渡山」は主稜線上の要衝で、主稜線も「杯靈雙渡」という通称を持っています。主稜線は全体的に急なアップダウンが多くて、かなりハードなコースで体力と技術を要します。稜線は木の無い荒涼とした土地で、急勾配を登る、息が上がり汗が吹き出します。日光を遮るものがほとんどないから、晴れた日はいっそうキツくなります。
「乾山」に着く前に、通称「一線脊」の寝食谷を通ります。狭い幅の切り立った砂道で、通過するのはスリル満点です。しかしこういった難しいポイントはかえって登山者を惹きつけてやまない魅力となり、主稜線の挑戦に憧れるハイカーも多いです。今回は主稜線の縦走に挑みますが、フールコースを完走するにはあまりにも過酷なので、青山ピークを除き、「圓頭山」から「乾山」を経て「良田坳」までの区間だけを目指します。逆の順で進むと、行程の一番急な傾斜の下り坂を避けられます。スタートは屯馬線元朗駅からタクシーで元朗夏村の「靈渡寺」に行き、「圓頭山」に取りついて終点の「良田坳」を前進。計画のコースは適当な距離で慎重に難路に挑めば、充実し、完走できると思います。今回の行程は厳しい縦走路ですが、見晴らしの良いスリル満点のコースで、山慣れした方はぜひご参加ください。打ち上げは良景邨付近のレストランを予定しています。
静かな靈渡寺
圓頭山に取に付く
一線脊に挑戦
【注意】
コースは急なアップダウンを繰り返すハードな行程で、転落、滑落しやすい危険な箇所があって、山慣れした方向きです。
For Experienced Hiker only!
- 行程は全体的に滑る箇所が多いので、軍手と滑りにくいスポーツシューズが必要です。
- 多めのお水、帽子、日焼け止めなど熱中症対策を十分にした上でご参加くだい。
- 長めのコースで軽食の用意がおすすめです。
- 「靈渡寺」を訪ねるときは静かにすること。
- 悪天候の際は行き先を変更しますのでご了承願います。
【連絡先 Contact】
「集合場所がわからない」「少し遅刻しそう」等の時、他にご質問のある方は以下にご連絡下さい。
If you have any questions (eg. I can’t find the meeting place/ Be a bit late/ Is the hiking cancelled?) please feel free to contact us on the following numbers.
代表幹事 (Overall in-charge) : 谷田TANITA (9883-7637)
当日幹事 (in-charge of the day) :
NG (KK 6273-4507) HO (Esther 6130-1530)