2023年5月29日月曜日

2023年5月28日Hiking Report

【行き先Destination】 

昂坪360救援徑

昂坪→(小)彌勒山493m-(小)蓮花山585m→東桶

Ngong Ping 360Rescue Trail

Ngong Ping-Nei Lak Shan(Jr.)493m-Jin Fa Shan(Jr.)585m-Tung Chung 

【集合場所Meeting spot

MTR東涌站構内 恒生銀行カウンター前

In front of Hang Seng BK counter inside MTR Tung Chun Station.

【参加人数Participants

女性Women 6名,男性Men 11名

【天候Weather】 晴れ時々曇り Sunny Periods

【気温/湿度Temperature/Humidity】 

32℃/75%

【歩行距離Distanceapprox.8km 

【歩行時間Walking Timeapprox.4hrs

【難易度Difficulty scale】2.5 ★★☆☆

【コースCourse

MTR東桶站-(巴士23番)-昂平-《360救援徑》-(小)彌勒山-彌勒山轉向站-(小)蓮花山-東桶站

MTR Tung Chung Sta-(Bus No.23)-《360Rescue Trail》-Nei Lak Shan(Jr.)-Nei Lac Shan Angle Station-Jin Fa Shan(Jr.)-MTR Tung Chung Sta

【歩行過程Walking scale

  9:45               昂坪纜車站から歩行開始

10:00               (子)彌勒山(493m)

10:50               (小)蓮花山着(585m)

11:50               (小)蓮花山発(585m)

13:30               東澳古道に合流

14:30               東桶站


15:45               打上げ終了


【概要Summary

 天気予報では32℃、昨年の秋冬のハイキングシーズンには、ハイカーで大混雑の東桶站も、さすがの暑さのせいなのか、ハイカーもまばらです。とはいえ、本日は★2.5、日焼け対策と十分な水分を準備した計17名の方々に参加していただきました。MTR東桶站から巴士23番のバスに全員乗り込んで出発です。

 バスに揺られること約40分、 昂坪纜車站に到着です。標高400mを超える昂坪広場、下界より2〜3度は涼しいでしょうか。あいにくランタオピーク(934m)の頭の部分は薄雲の中で見えません。ピークとは逆の方向、おみやげ屋さんが立ち並ぶ昂坪市場の中を横切って昂坪纜車站まで行けば、本日のハイキング開始地点、救援徑の入り口(出口?C30)になります。

 歩き始めてまもなく左手を少し登って(子)彌勒山(493m)の三角点を目指します。天壇大仏の横顔や真下には寶蓮寺、南シナ海の大海原と360度の開放的な景色が望めました。

 遠方の天壇大仏を眺めながら救援徑に戻ります。途中、茶色の袈裟と笠をまとって一列に並び歩みを進める8人くらいの僧侶たち。真ん中に、袈裟と同じ色のモフモフな初老のわんちゃん。わんちゃん含め一行からの禅寺的オーラが漂う中、厳かな気持ちで追い越しました。

 さらに歩くこと約15分、(親)彌勒山(752m)ルートの分岐点です。香港にしては珍しくスタートからの急登もなく、歩き始めてからまだ1時間もたっていません。余裕のメンバーからは、親弥勒山に登らないのという冗談もちらほら。

 ここから、距離にして約1km、高さにして約50mの緩やかな登りを約20分ほど歩くと、ケーブルカーの角度変更ステーション(彌勒山轉向站)がある標識C18地点に着きます。左手に見える小山が、本日最高点の(小)蓮花山(585m)、久々の土道を15分ほどかけて高さ約50m登り、三角点に到着しました。

 ここで、タイに旅立つFさんの更なるご多幸を願って、タイダンスでのお見送りです。優しくも厳しいE総監督の指揮のもと、男女チームに分かれて課題曲ダンスを披露しました。一部練習不足メンバーが足を引っ張り、3回目でようやくE総監督OKもらった男子チーム。反面、1発OKの女子チーム。人目が気になる日本では尻込みするところですが、ここ香港ではモウマンタイ、ケーブルカーに乗った香港人の視線も気にすることなく、楽しい小一時間をすごしました。

 再び救援徑に戻り、ここから高さ500m、距離にして約3km強を、ひたすら下っていきます。前半7割程は木道で、滑止めアスファルトも施され、急勾配のところには手摺り、木々に覆われた森の中、時折聞こえる天の声(ケーブルカーからの楽しげな声)をBGMに、順調に歩みを進めました。

 C6の標識から右手に曲がりケーブルカーから離れていきます。曲がる手前で左手の道もありますが、ヘリコプターの標識が示す通りレスキューヘリの離着陸場所。ここまでにも数カ所ありましたが、救援徑(レスキュールート)の名の通り、手入れが行き届いたルートで万一の備えに抜かりありません。

 下るにつれて、眼下には香港空港と東桶の街並み、振り返るとランタオピークの頂も顔を見せています。遮るものもなくなり、厳しい日差しに耐え凌ぎながらひたすら下ること約40分、ようやく救援徑の始点に到着できました。

 一息入れた後、ビールビールと頭の中で念仏を唱えながら、東桶站までの平坦な約2.5kmをなんとか歩ききって、本日の歩行終了となりました。

 参加していただいた皆様、ありがとうございました。夏本番を迎え、暑い中のハイキングにはなりますが、またのご参加、お待ちしております。






【打上場所 Lunch

百匯軒 東涌

東涌富東街6號富東廣場1樓110A號舖

TEL 2778-6228

ビール有160 ビール無120