2024年8月29日木曜日

2024年9月1日 Hiking Plan

 【注意事項】 原則として集合時間の90分前に香港天文台から黄雨警報または台風シグナル3以上が発令されていた場合、ハイキングは中止となります。また当日集合時、「雷警報」、「高温注意報」発令中、或いは強い風雨の際はコース変更、中止となる場合があります。
  
【行き先 Destination】八仙嶺自然教育徑(Pat Sin Leng Nature Trail) 及び新娘潭自然教育径(Bride’s Pool Nature Trail
【集合時間 Meeting Time9:00am
【集合場所 Meeting Place】MTR 大埔墟站 A2改札出口付近(MTR / TaiPo Market St.Exit A2
【予定コース Course】MTR大埔墟-(巴士75K)-大美督-春風亭-八仙嶺自然教育徑-新娘潭自然教育径(照鏡潭/新娘潭)-(巴士275R/小巴20C)-大埔墟MTR Tai Po Market-(Bus75K)-TaiMeiTuk-Pat Sin Leng Natural Trail- Bride’s Pool Nature Trail(Mirror Pool/ Brides Pool)-(Bus275R or Mini Bus 20C)-Tai Po Market
【距離 Distance6.5 Km 
【所要時間 Time4 hours 
【難易度 Difficulty Scale3.5 ★★★☆☆(暑さを考慮)
【概要 Summary
 今回は昨年実施の八仙嶺自然教育徑に新娘潭自然教育径を組み合わせたものになります。八仙嶺自然教育徑は“八仙嶺”と呼ばれる神々しい山々の中でも最も東に位置する仙姑峰の中腹を半周するコースです。大美督から自然教育徑を北上し、春風亭
(*1)で一休みした後は、木立が直射日光を遮る中、自然教育徑をゆっくり進み新娘潭自然教育径を目指します。標高差はあまりありませんが、スタートから暫く続く登りが暑さの中では少々堪えるかもしれません。3時間程(休憩含む)八仙嶺自然教育徑を歩くと新娘潭自然教育径に到着。新娘潭自然教育径は、新娘潭(*2)と照鏡潭という2つの滝を巡るハイキングコースです。森林に囲まれた曲がりくねった歩道を進みながら、近くを流れる小川や滝の心地よい音、頭上の木々から聞こえる鳥のさえずりを楽しみ、リラックスすることができます。特に照鏡潭は、高さ約35メートルの見事な滝です。きっと八仙嶺自然教育徑の歩行で疲れた体を癒してくれるでしょう。日陰のないところもあるので、紫外線対策や水分補給など万全の熱中症対策をお願い致します。打ち上げは大埔墟で行う予定です。
(*1)春風亭:1996年、香港中国婦女会馮堯敬紀念中学の遠足で54名が山火事に遭い、生徒3名・教師2名がこの近くで亡くなったことを追悼して建てられたものです。
(*2) 伝説によると、この滝壺の名前は、使用人が足を滑らせて駕籠を水に落とし、亡くなった不幸な花嫁にちなんで付けられたそうです。
 
 


【連絡先】 Contact
代表幹事 (Overall in-charge) :谷田(Tanita 9883 7637)
当日幹事 (in-charge of the day):宮田Miyata(6530-1555)、関健一Seki(9727-7228)
*当ハイキングの不明点・ご質問・ご要望などありましたら、何なりと上記電話までお掛けください。
*If you have any questions or requests of the hiking, call at above  number.
 

2024年8月27日火曜日

2024年8月25日Hiking Report


【行き先 Destination】梧桐寨瀑布(Ng Tung Chai Waterfall)
【集合時間 Meeting Time】9:00 am
【集合場所 Meeting Place】MTR 大埔墟站 A2改札出口付近 (MTR/TaiPo Market St.ExitA2)
【参加人数 Participants】男性:18名 女性:8名 合計:26名
【天候 weather】晴れ(Sunny)
【気温 temperature】30℃, 湿度70-80%
【距離 Distance】7Km
【所要時間 Time】6 hours
【難易度 Difficulty Scale3 ★★★☆☆3.5
【コース Course

MTR大埔墟-(巴士64K)-白牛石-萬徳苑-梧桐寨-滝(井底瀑~中瀑~主瀑~散髪滝~玉女爆)-萬徳苑-白牛石-林錦公路-(巴士64K)-MTR大埔墟
Tai Po Market - (Bus64K) - PakNgauShek - ManTakGarden - NgTungChai Waterfalls - ManTakGarden - PakNgauShek - LamKamRoad - (Bus64K) - Tai Po Central


【歩行経路 Walking Time Record

9:00 MTR 大埔墟 出発

9:10 バス乗車(大埔墟64K)

9:30 バス停下車(白牛石)

10:05 萬徳苑

10:30 滝(井底瀑) 10:40 滝(中瀑) 11:50 滝(主瀑) 12:30 滝(散髪滝) 12:50 滝(玉女爆着)

14:00 萬徳苑

14:40 バス停乗車(白牛石64K)

15:00 バス停下車(大埔墟)

15:30 打ち上げ開始

17:00 打ち上げ終了


【概要 Summary】 

 久々のピーカンで参加者26名が集まり、Hidden Gem (秘宝)と呼ばれる香港で人気のリピーターも多い5つの滝に行きました。集合場所(大埔墟站)よりバスに揺られて「白牛石」下車、民家を抜けて「梧桐寨瀑布」のスタート地点へ。「井底瀑」「中瀑」「主瀑」「散髪瀑」「玉女爆」の5つの滝巡りを開始!

 強烈な日差しにクラクラしながら、ちょっときつめの山道をひたすら登り「井底瀑」に到着、奥まった影にひっそりと流れる滝を発見。落ち着きます。少し歩くと、すぐに2つ目の「中瀑」の滝に到着。マイナスイオンを浴びながら適度に休憩を取りつつ、本日のメインイベントの3つ目の「主瀑」の滝を目指して山を登っていきます。日陰で助かるもののきつい坂道を30分くらい登ると、香港一の高さを誇る滝(約35m)が目の前に現れました。ここ最近の雨のおかげで水量も多く、勢いもあり、絶景。到着早々水着に着替え、大迫力の滝に打たれ滝壺で修行僧気分&Cool Down!・・・気持ち良い!!!思わず叫んでしまいました。

 滝壺で休憩をしながら、4つ目の「散髪瀑」まで山登り。全員で記念撮影。その後は、昨年同様に希望者のみ5つ目の滝も挑戦、危険な山道を少し歩くと「玉女爆」に到着。滝の裏側の岩肌がゴツゴツした野生味の溢れる滝を堪能。山道は木陰もあり滝・川のせせらぎを聞きながらのハイキング&滝壺でのCool Down、マイナスイオンを浴びながらとても気持ち良いコースでした。540Mの登頂からは急な下り坂をゆっくりと漫漫下りゴール地点のバス停に到着しました。最高の夏をEnjoyしました!!!

 打ち上げは馴染みの街市の2階にある海鮮中華を堪能しました。運動の後のビールが美味い!!!!!事前に難易度は3と公言してましたが、かなりの暑さとキツめな上り坂&下り坂で難易度は3.5レベルへ変更させていただきます。たくさんの皆様にご参加頂き、どうもありがとうございました。思い出に残る最高の夏ハイクになりました。






写真はこちら Jump to the Photo Album

 

【打ち上げ場所 Lunch Venue

3小姐銓仔記 TEL:2638 2023

大埔鄉事會街8號大埔墟街市及熟食中心2樓CF34-35號舖

Shop CF34-35. 2F, Tai Po Market Complex,8 He Sze Wui Street, Tai Po

参加者:21名 ビール有りHK$100,無しHK$70





2024年8月22日木曜日

2024年8月25日 Hiking Plan

【注意事項】 原則として集合時間の90分前に香港天文台から黄雨警報または台風シグナル3以上が発令されていた場合、ハイキングは中止となります。また当日集合時、「雷警報」、「高温注意報」発令中、或いは強い風雨の際はコース変更、中止となる場合があります。

【行き先 Destination梧桐寨瀑布(Ng Tung Chai Waterfall)

【集合時間 Meeting Time9:00 am

【集合場所 Meeting Place

MTR 大埔墟站 A2改札出口付近 (MTR/TaiPo Market St.ExitA2)

【予定コース Course
MTR大埔墟-(巴士64K)-白牛石-萬徳苑-梧桐寨-滝(井底瀑~中瀑~主瀑~散髪滝)-萬徳苑-白牛石-林錦公路-(巴士64K)-MTR大埔墟
Tai Po Market (Bus64K) - PakNgauShek - ManTakGarden NgTungChai Waterfalls ManTakGarden PakNgauShek LamKamRoad (Bus64K) - Tai Po Central

【距離 Distance7Km
【所要時間 Time3.5 hours 
【難易度 Difficulty Scale3 ★★★☆☆
※暑さや滝壺でのはしゃぎ具合(!?)によって変動します。
※暑さに強くない方は滝壺で水に浸かってクールダウンすることを推奨します。

【概要 Summary
今年も「梧桐寨瀑布」の滝巡りで夏の暑さを吹き飛ばしてしまいましょう!

「梧桐寨瀑布」は「新界中部大帽山郊野公園内」に位置し、「井底瀑」「中瀑」「主瀑」「散髪瀑」「玉女爆」の五つの滝があり、中でも主瀑は香港で一番の高さを誇る滝(約35m)と言われています。今回も昨年(2023年7月)同様に5つの滝全てを回る予定です(5つ目の「玉女爆」は希望者のみの予定)

滝のまわりは涼しい風が吹き、心地良い気分に浸れます。また、滝壺で泳いだり滝に打たれて修行僧(!?)気分を満喫するのも良いでしょう。ただ、行く手にはややキツめの登り道もあり、当日の暑さ次第ではこたえてしまう恐れもあります。各自暑さ・日よけ対策(十分な水、日傘、日焼け止め等)の準備をしっかりお願い致します。念の為軍手を用意し靴も滑り難いものにするとより安心です。滝壺で修行僧になる方はビーチサンダル着替えもあった方が良いでしょう。乾きやすい服装であれば自然乾燥でもモーマンタイです!(結構乾きます。)

スタート地点に戻った後は、バスで大埔墟に向かい飲茶を予定しています。





【連絡先 contact 

代表幹事 (Overall in-charge) : 谷田TANITA (9883 7637)

当日幹事 (in-charge of the day) : 

島田SHIMADA(☎6378 1957)児玉KODAMA(9127 1057)高橋TAKAHASHI(6531 4232)

「集合場所がわからない」など、ご質問のある方はお電話ください。
If you have any questions (eg. I can’t find the meeting place/ Be a bit late/ Is the hiking cancelled?) please feel free to contact us on the following numbers.

2024年8月20日火曜日

2024年8月18日 Hiking Report

行き先 Destination】摩星嶺 (Mount Davis) ~日没鑑賞 Watching a sunset

【集合時間 Meeting time 】16:00
【集合場所 Meeting place】MTR堅尼地城站 B出口  MTR Kennedy Town St. Exit B
【参加人数 participants】 22名 (男性13名 女性9名)
【天候 weather】 曇り (cloudy)
【気温 temperature】 29℃, 湿度78%
【歩行距離 distance】 6.5 km  
【歩行時間 walking time】 3時間
【難易度 difficulty scale】 2.5 ★★☆☆
コース Route】MTR堅尼地城站(Kennedy Town St.) - 域多利道(Victoria Rd.) - 摩星嶺徑(Mount Davis Path) - 摩星嶺山頂(Mount Davis Peak) - 摩星嶺徑(Mount Davis Path) - 芝加哥大学香港校園(The University of Chicago in HK) - 日落觀瀾亭(Sunset Pavilion) - 域多利道(Victoria Rd.) - Bus - 堅尼地城(Kennedy Town

【歩行経路 Walking Time Record
  16:05 堅尼地城站站発歩行開始
  16:30 シカゴ大学Academic Complex(通過のみ)
  16:55 砲臺3着
  17:15 円形の砲台跡
  17:35 摩星嶺山頂(三角点)着
  17:50 ユースホステル(Jockey Club運営)着
  18ː15 シカゴ大学Academic Complex着
  18ː35 日落觀瀾亭着
  18:50 日落觀潤亭発
  19:05 摩星嶺バス停(Felix Villaas)より1番バス乗車
  19:45 湾仔バス停下車
  19:55 打ち上げ開始
  21:30 打ち上げ終了
 
【概要 summary
 本日は初参加の方1名を含む22名の方に参加頂きました。朝方は黄雨警報も発令される強い雨が降り続き、開催が危ぶまれましたが、午前9時には警報も解除され、その後雨も止み、厚い曇り空となりました。しばらく続いていた30度を超える猛暑とは打って変わり、気温は30度を下回り、陽射しもなく、むしろハイキングには歩きやすい天候となりました。

そうした中、堅尼地域(Kennedy Town)駅を出発、C出口から地上に出て、高い塀に榕樹のたくましい根がからみついている通りを抜けると、まもなく香港島西側の海岸に沿って通る域多利道(Victoria Road)に出ました。ここからは緩やかなアスファルトの歩道を、ところどころ右手に広がる香港島西側の海の景色を見つつ、ゆっくり登っていきます。30分程で、右手にシカゴ大学の香港校舎が見えてきました。Hong Kong Jockey Clubがシカゴ大学と提携して運営している施設のようです。

シカゴ大学から域多利道の反対側に渡り、摩星嶺(Mt.Davis)を目指します。ここからも引き続き舗装道路ですが、域多利道よりは若干傾斜がきつくなり、山を登っている感じがしてきました。30分程歩き、最初の砲台跡にたどりつきました。第二次大戦時に英軍が建造した軍事施設の遺跡です。香港島西側の海を眼下に望めるこの摩星嶺は軍事施設を設置するには絶好の場所だったのでしょう、分厚いコンクリートで固められた多くの砲台跡や司令部等の跡が点在しています。80年という歳月を経て、朽ち果ててはいますが、その頑丈さだけはよくわかります。数十メートルの長さのかなりの急傾斜の舗装道を登りきると、本日の登りはほぼ終わりです。大きな円形の砲台跡で皆で写真を撮った跡、広い草むらを横に見て、ところどころにある軍事施設を覗きながら、雨でかなりぬかるんだ道を進むと狭い三角点に到着しました。三角点に到着する直前の道は、降り続いた雨で一面の水たまりであったため、いったん左側の高台に登り迂回していきました。域多利道を歩いていた時は一時晴れ間も見えましたが、山頂に着くころには再び曇り空が広がり、三角点からその雄姿を見ることを期待していた西高山(High West)は半分程霧に覆われていて、少し残念でした。

山頂からは下ること数分でJockey Clubが運営しているユースホステルに出ました。(Jockey Clubっていろいろなことをやっているんですね。)写真を撮るだけとの了解をもらい、中に入っていくと香港島西側の海域や、ランタオ島、南Y島、さらに新界方面まで見渡せる絶好の展望台のような場所があり、そこで写真撮影をしました。その後、登りとは違うショートカットの階段を下るなどして、20分程で行きに通過したシカゴ大学校舎に着きました。ここも香港島西側方面の眺望が素晴らしい場所です。ここにも円形の砲台跡があり、それを少し見た後、本来は校舎の中に歴史展示施設があるので、そこを見学したかったのですが、あいにく閉館時間を過ぎていたようで見ることができませんでした。

その後、日落觀瀾亭というあずまやがある海岸まで100m程の階段を下りました。ここは名称からもわかるように夕陽を見る絶好のポイントらしく、ロマンチックな夕陽を眺めることを期待していたのですが、柄でもないことを考えたのがよくなかったのか、少し雲が明るくなったのが見えただけで、夕陽を見ることは出来ませんでした。日没時間の18:52近くまで粘った後、降りてきた階段を上り、域多利道に出て、車道の反対側のバス停から19時過ぎのバスに乗車、灣仔に移動して打ち上げでビールと美味しい飲茶を楽しみました。予定ではケネディタウンの中華を考えていたのですが、予約の電話を入れたところ、20時前には来るなとかなりの塩対応されたため、予定を変更して灣仔の店に向かった次第です。

本日は通常の午前スタートでしたら黄雨警報発令のため、ハイキング中止でしたが、たまたま夕方スタートだったためハイキングが出来てラッキーでした。夕陽を見ることができなかったのは残念でしたが、見たい方はバス利用だとすぐですので(摩星嶺バス停下車)、お友達と、ご主人と、奥様と、ご家族と、または恋人と、あるいは一人で(ちょっと寂しいか?)是非お出かけください。本日、参加の皆様、ありがとうございました!

なお、太平洋戦争勃発と同時に深圳から南下した日本軍と香港のイギリス軍との間で始まったいわゆる「香港の戦い」(Wikipediaに出ています)は1941年12月25日の有名な「ブラック・クリスマス」のイギリス軍の降伏で幕を閉じます。その間の日英両軍の激闘は凄まじく、香港島だけで日本軍683名、イギリス軍1,555名の戦死者を出したと言われています。その歴史に思いをはせつつ、摩星嶺の軍事遺構を眺めていると、それらが無言のうちに語りかけてくるものの重み、戦争の悲惨さ、平和の尊さがわかるような気がします。




         アルバムはこちらです

【打ち上げ場所 Dinner
  盛記酒家(Sing Kee Restaurant)
  住所ː灣仔杜老誌道6號群策大厦3樓 TELː2836-3108
   3/F Kwan Chart Tower,6 Tonnochy Road,Wan Chai

   テーブル1ːビール有300ドル ビール無230ドル
 テーブル2ːビール有280ドル ビール無230ドル



2024年8月15日木曜日

2024年8月18日 Hiking Plan

【注意事項】 原則として集合時間の90分前に香港天文台から黄雨警報または台風シグナル3以上が発令されていた場合、ハイキングは中止となります。また当日集合時、「雷警報」、「高温注意報」発令中、或いは強い風雨の際はコース変更、中止となる場合があります。

【行き先 Destination】摩星嶺 (Mount Davis) ~日没鑑賞 Watching a sunset

【集合時間 Meeting time 】16:00
【集合場所 Meeting place】MTR堅尼地城站 B出口  MTR Kennedy Town St. Exit B

【予定コース Route】MTR堅尼地城站(Kennedy Town St.) - 域多利道(Victoria Rd.) - 摩星嶺徑(Mount Davis Path) - 摩星嶺山頂(Mount Davis Peak) - 摩星嶺徑(Mount Davis Path) - 芝加哥大学香港校園(The University of Chicago in HK) - 日落觀瀾亭(Sunset Pavilion) - 域多利道(Victoria Rd.) - Bus - 堅尼地城(Kennedy Town

【難易度 Difficulty】2.5 ★★☆☆
【距離 Distance   】6.5km
【歩行時間 Walking Time】3.0hrs
【概要 Summary
 香港島の最西端に位置する丘陵、摩星嶺(マウント デイヴィス)を登った後に、沈む夕日を眺めましょう。
 山の名前は1844年から1848年に在任した第2代香港総督ジョン・フランシス・デイヴィスにちなんでいます。香港島南西方面から出入港する船舶を監視できるため、海からの侵略に備えて砲台が多数築かれ、英国統治時代には重要な防衛拠点だったとのことです。各所に要塞跡、隠れ家、砲台跡が残されています。
 出発は堅尼地城站(Kennedy Town St.)、海沿いの歩道をしばらく歩き、シカゴ大学香港前のY字路を左側に進み緩やかな坂道を登ります。山頂までは終始歩きやすい舗装路ですが後半に一部急坂があります。山頂の標高は269mとそれほど高くありません。三角点からは見晴らしがよく特に西高山がきれいに見えます。
 点在する軍事施設跡を見学しつつ来た道を下ります。途中のユースホステルには絶景ポイントがあり、香港島西から北方面に広がる海と無数の船舶、青馬大橋、遠くに連なる山々と時間を忘れて楽しめます。下見は2人だったのであっさり敷地に入れましたが大人数だと断られるかもしれません。もし入れたら敷地では静かにしましょう。
 摩星嶺徑(Mount Davis Path)を下りきったらシカゴ大学香港の中に入り(こちらは開放されている)、中にある軍事施設跡と展示コーナーを見学します。
 シカゴ大学を出て50mほど下ったところの「日落觀瀾亭(Sunset Pavilion)」で日没を待ちます。無事に晴れて見れるといいですね。
 日没後、域多利道(Victoria Rd.)に戻りバスで堅尼地城へ帰ります。打ち上げは堅尼地城の海鮮料理を予定しています。

(三角点)
(軍事施設跡)
(ユースホステルからの眺め)
(シカゴ大学香港)
【注意事項 Attention
 夕刻とはいえ暑さ対策、十分な水分をご持参ください。ライト、虫よけもあるとよさそうです。

【連絡先 Contact
代表幹事(Overall in-charge):谷田(TANITA 9883 7637)
当日幹事(In-charge of the day):塩澤(SHIOZAWA 5666 7560) 飯島(IIJIMA 6332 6033)
「集合場所がわからない」「遅れそう」等ご連絡の際はお電話ください。
In case you are in trouble in the morning such as missing the meeting point, late arrival, please do not hesitate to contact us on these phone numbers.

2024年8月11日日曜日

2024年8月11日Hiking Report

行き先 Destination鴨洲,吉澳 Ap Chau, Kat O
【集合場所 Meeting spot
MTR大學站B改札口出口付近(東鐵馬料水)
Exit B at MTR University Station(East Rail Ma Liu Shui)
【気温/湿度 Temperature/Humidity29-32℃/70-88%

【歩行距離 Distance
約4キロ〜3時間(鴨洲 〜1KM, 吉澳 〜3KM)
Abt 4km~3hrsAp Chau 〜1KM, Kat O 〜3KM)
【歩行時間 Walking TimeApprox. 3 hrs(Including rest time)

【難易度 Difficulty scale3.0 ★★★☆☆ (炎天のため! Extreme Hot Weather)
【集合時間 Meeting time:30am
【参加人数 Participants17人(女性Women 6,男性Men 11)
【天候 Weather 晴れ/時々曇りFine /Cloudy at times

コース Course
大學站-(徒歩)-馬料水3號碼頭-(フェリー)-鴨洲-(フェリー)-吉澳-(フェリー)-馬料水3號碼頭
MTR University-(on foot)-Ma Liu Shui Pier No.3-(Ferry)-Ap Chau-(Ferry)-Kat O-(Ferry)-Ma Liu Shui Pier No.3

【歩行過程 Walking course
830 大學より歩行開始
845 馬料水3號碼頭
900 フェリーで出航
10:45 鴨洲到着
10:55 - 12:20 鴨洲を一周回る
12:30 吉澳到着
12:35 - 1340 吉澳郊遊徑を歩く
1345 益民茶樓で打ち上げ
15:30 フェリーで馬料水に戻る

【概要 Summary
 本日は17人で鴨洲と吉澳の二つの小さい島に行って来ました。馬料水フェリー乗り場に着くと既に乗船が始まっており、往復でチケットを買い直ぐ乗船。私たちはフェリーに乗った最後の乗客でした。フェリーはとても満員だったので、スタッフは立っている乗客が座るための臨時席を提供しなければなりませんでした。通常のフェリーが修理中だったので、より小さいフェリーに変えたそうです。一部のメンバーに不快な臨時席に座らせていて、すみませんでしたフェリーは満席状態で定刻通り出航。
 馬鞍山を右手に見ながら船は沖合に進みました。烏渓沙の海岸沿いに建つ新築マンション群やシャークピーク,八仙嶺などお馴染みの山々や海原を眺めつつ、1時間くらい経つと、左手に鉄分を多く含んだ赤い地形が目に入ってきます。そこで船が一旦止まって、船上から見ると小さいが、人の背丈ほどあるという手の形をした岩鬼手岩」を眺めての暫し撮影タイム。
 そこから再出発し、45分程で最初の目的地、鴨洲に到着しました。フェリーから降りたとき、青空はだんだん曇りになってきて天気が少し涼しくなり、気持ちよくなりました。この島の形状が鴨に似ているから命名された島で、先端は本当に鴨の頭に見えます。遥か彼方昔の地層がむき出しになった鴨の眼の付近での撮影タイムを終えて、海岸沿いで展望台に登って、雄大な海とあたりの島々のパノラマビューを楽しみました。12時半再びフェリーに乗って隣の吉澳に向かいました。
 吉澳の二つの郊遊徑の一つ、高棚頂と澳背塘を目的地とした短いコースを散策しようと計画しました。緩やかな階段と清々しいお天気で、夏本番の山登りの気分も爽やかになりました。高棚頂のビューポイントに登ったら、前のリリカルな印洲塘海が目に入って、気持ちがいっそう和みます。撮影後、階段を下り切った澳背塘の渚にたどり着きました。かつてここで栄えた漁業の面影は、今はただ海に浮かぶ橋の跡しか残っていません。吉澳大街に戻る前に天后廟、縁結び木の広場、地元の茶果売店などに立ち寄りました。あとは地元の評判のいい茶樓に入って客家料理での打ち上げとなりました。本日参加頂いた皆さん‼長い船旅と暑い天気にお付き合い頂き有難うございました。またのご参加を心待ちにしています。

鴨洲に上陸

鴨眼での撮影タイム

絵のような印洲塘海(ダブルヘブン)

吉澳大街の散策




【打上げ場所 Lunch

益民茶樓

上水沙頭角吉澳大街26號地下A號舖

Shop A, G/F, 26 Kat O Main Street, Sheung Shui

TEL2679933726799132

HKD$120/Person(ビール代は全てBさんからのおごりです、ありがとうございました)

2024年8月7日水曜日

2024年8月11日Hiking Plan

原則として集合時間の90分前に香港天文台から黄雨警報または台風シグナル3以上が発令されていた場合、ハイキングは中止となります。また当日集合時、「雷警報」,「高温注意報」発令中、或いは強い風雨の際はコース変更、中止となる場合があります。

【行き先 Destination鴨洲,吉澳 Ap Chau, Kat O

【集合時間 Meeting Time】08:30 am 時間厳守 Punctuality is stressed! 

【集合場所 Meeting Place

MTR大學站B改札口出口付近(東鐵馬料水)

Exit B at MTR University Station(East Rail Ma Liu Shui)

【歩行距離 Distance

約4キロ〜3時間鴨洲 〜1KM,吉澳 〜3KM)

Abt 4km~3hrsAp Chau 〜1KM,Kat O 〜3KM)

予定コース Course

大學-(徒歩)-馬料水3號碼頭-(フェリー)-鴨洲-(フェリー)-吉澳-(フェリー)-馬料水3號碼頭

MTR University-(on foot)-Ma Liu Shui Pier No.3-(Ferry)-Ap Chau-(Ferry)-Kat O-(Ferry)-Ma Liu Shui Pier No.3

難易度 Difficulty Scale

3 ☆☆ (炎天のため! Extreme Hot Weather)


吉澳のルートマップ


吉澳ルートのGPXファイルではこちら

  

概要 Summary

  夏本番を迎え、香港の北の果ての小さな島々に日帰り旅行してみましょう!今回は香港の桂林と呼ばれる印洲塘(Double Haven/ダブルヘブン)に位置する二つの小さな島、鴨洲(Ap Chau/アプチャウ)とその隣の島、吉澳(Kat O/カッオー)に行ってみましょう。この2つの島は、香港ユネスコ世界ジオパーク(Hong Kong UNESCO Global Geppark)の一部で、数十年前からほとんど変わっていない客家の隠れ漁村です。

 鴨洲は香港で最も小さな有人島で、目の前の深圳市塩田港が手に取るように見えます。島の湾曲した岩石の形が海や雨に浸食された鴨の胴体や頭に似ていることから、この島は広東語で「アプチャウ(鴨洲)」と呼ばれています。の頭に海食アーチが「眼」の形をしている、インスタ映えする黄土色の岩の造形で知られています。吉澳鴨洲の東側から約1kmのところに位置しています。島は曲がった形をしているので、英語では、Crooked Island/クルック アイランドとも呼ばれます。昔から漁船を係留する場所として人気があり、「幸運の入り江」を意味する広東語の名前が付けられています。ここでは、島の歴史や文化、漁師たちの生活について参観して、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

 大学駅から10分ほど徒歩で馬料水3號碼頭に到着。9時に出航し、船内でガイドがノンストップで広東語で観光案内をします40分くらい経つと、左手に鉄分を多く含んだ赤い地形が目に入ってきます一旦4億年前の奇石「鬼手岩」に近づくと、船を停めて写真を撮る時間を作ってくれます。10時45分ぐらい鴨洲に上陸島を一周散策して、鴨眼のところと埠頭の展望台で写真を撮るのを楽しみます。12時半に同フェリーで隣の吉澳に向かいます。島に着くと、吉澳の見どころの一つ、高棚頂展望台に上ります。展望台へのトレイルは緩やかな階段で、起点の吉澳大街から一周の距離は約3kmです。展望台から香港で最も美しい海のひとつである印洲塘を見渡すことができます。階段を下り切ったら、澳背塘の海に寄ります。澳背塘は昔は漁業で栄えた海ですが、今は長閑な海岸になっています。吉澳大街に戻ったら、天后、縁結び木、地元の客家風の茶果の売店を見物できます。打ち上げは島のレストランでする予定です。帰りは3時半のフェリーで馬料水碼頭に戻ります。



鴨洲の全貌


吉澳地元の客家風の茶果



高棚頂からの叙情的な印洲塘



長閑な澳背塘海



 注意 Attention

  • 鴨洲の沿岸は湿った岩が多いから、滑りにくい靴と軍手でご参加ください 
  • フェリー代は往復で一律$90-HKDです。JoyYou カードとお年寄りオクトパスカードのお持ちの方は$2-HKDです。搭乗時に帰りのチケットが返却されます。そのチケットを保管して、帰りのフェリーに搭乗するとき出す必要があります。
  • フェリーは片道1時間半かかります。当日3時半のフェリーは、その日に馬料水碼頭に戻る唯一のフェリーで、時間厳守でお願いします。
  • 当日は晴れ、気温33度という天気予報で、十分な量の水を持参し、帽子,日焼け止めなど熱中症対策をしっかりお備えください。
  • 悪天候の際は行き先を変更しますのでご了承願います。

【連絡先 Contact

「集合場所がわからない」「少し遅刻しそう」等の時、他にご質問のある方は以下にご連絡下さい。

For enquiries (eg. I can’t find the meeting place/ Be a bit late/ Is the hiking cancelled?) please feel free to contact us on the following numbers.

代表幹事(Overall in-charge):谷田(TANITA 9883-7637)

当日幹事(In charge of the day):NG(KK 6273-4507)